その⑦
石造宝筺印塔(遊女塚)
「西垂水ＹＹ掲示板」
2006年3/19号掲載垂水駅から商大筋に出て北へ約200m「西垂水共同墓地」の中にあります。
建武４年（1337年）３月に士忠禅師によって建てられたと記されています。
総高４メートルにおよぶ大きなもので、他にあまり例のないものです。
県指定重要文化財（指定 昭和４６年）
垂水の沖で溺死した遊女の供養塔だという伝説があり、
「遊女塚」と呼ばれていますが確かなよりどころはないそうです。
「宝筺印塔」はビルマのパゴダ（仏塔）を真似たわが国特有の塔で、内部に「宝筺印陀羅尼経文」を納めた。
鎌倉中期以前は峠や村境などに建てられ、人々の安全を守ってくれると信じられていました。
この塔は、もと海神社の西、国道２号線（旧山陽道）の北手の丘上にあり、
明治２１年鉄道開通によって現在地にうつされました。
その昔、丘の上から街道を行く人々や垂水沖の安全を見守ってくれていたのでしょうか？
<参考>神戸市文書館「遊女塚宝筺印塔」
その①五色塚古墳
その②舞子砲台跡
その③万葉歌碑
その④たルミナリえ～？
その⑤石谷の石窟
その⑥舞子六神社
その⑧舞子海上プロムナード
その⑨孫文記念館(移情閣)
その⑩松平日向守供養石碑
その⑪海神社
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