その①五色塚古墳
「西垂水ＹＹ掲示板」
2005年8/19号掲載
おなじみの五色塚(千壺）古墳は兵庫県下最大の前方後円墳（ぜんぽうこうえんふん）です。
4世紀の終わりから5世紀のはじめにかけて築造されたといわれています。
全長194メートル、高さは前方部11.5メートル、後円部18メートルです。
３段に築かれた墳丘には、墳頂と２段の小段（テラス）に
鰭（ひれ）付円筒埴輪・朝顔形円筒埴輪などをめぐらしていました。
３段にたてならべられた埴輪の総数は2,200本、
表面に葺かれた石は223万個（2.784トン）敷き詰められていたと推定されています。
神戸市が昭和40年（1965）から10年がかりで当時の様子に復元し、現在の姿があるのです。
墓の主はわかっていません。
しかし、瀬戸内海の重要地点である明石海峡を望む高台に造られていることから、
神戸の西部から明石にかけて勢力をもった豪族のものではないかといわれています。
墳頂からの眺めはその勢いを彷彿させるもので、
↓淡路島は勿論、天気の良い日は紀伊半島まで望めたといいます。
五色塚古墳管理事務所では復元事業のパネル展示や出土品もみれます。↑
訪れた日は、新潟や横浜、岐阜の方からも来館されていたようです。
春には見学に訪れる地元の小学６年生で 一杯になるそうですよ。
開館時間 9:00～17:00（月曜日休館）
<参考>垂水区ホームページ「五色塚古墳」
その②舞子砲台跡
その③万葉歌碑
その④たルミナリえ～？
その⑤石谷の石窟
その⑥舞子六神社
その⑦石造宝筺印塔(遊女塚)
その⑧舞子海上プロムナード
その⑨孫文記念館(移情閣)
その⑩松平日向守供養石碑
その⑪海神社
ＨＯＭＥ
